11月1日(金) 天気 晴れ 満潮 19:03
10月30日(木)に釣友から、「明日I浜に夜釣りに行かない?」とのお誘いです。
私の金曜日は仕事が忙しいから、定時に帰れそうもありません。「行けたら行きますね」と曖昧な返事をしときます。
11月~1月ぐらいまで、I浜の夜釣りでは「大サバ」が釣れることで有名です。そして、私は「サバ」が好き。いやむしろ愛してる。
1回目の選択です。
私が迷った時の選択基準。どちらが「わくわく」するのか?
迷った時は、「わくわく」を選択します。好きなことでしか、力を発揮しないタイプです。気まぐれですから・・・
はい(^^)/決まりました。夜釣りに行くに決まっています。「わくわく」しますからね。でも仕事も大切。定時に帰れないなら、朝早く出勤すればいい。淡々と仕事をこなし、風の様に定時に「お疲れ様でした。」
I浜に到着すると、駐車場は満車状態。20台は止められる駐車場です。
早速「サラリーマン」の戦闘服「スーツ」から釣りの服に着替えます。「パンツ一丁」宜しく周囲の目線は気になりません。
先に着いてるはずの釣友を探します。
しかし・・・・海を見ると、どこにるのかサッパリ分かりません。
そこで、ラインで連絡します。駐車場から東側100メートルあたりで釣りをしていることが判明。便利な時代になりました。「ポケベル」「携帯」「スマホ」どんどん便利になりますね。時代の流れを感じます。
100メートル歩いて釣友のもとへ。しかし、もう一人の釣友が見当たりません。ラインの返信もありません。既読にならないほど、すでに夢中状態。とりあえず、ほっときましょう。道具の準備が完了!1投目。潮はまったく動いていません。ちょうど満潮時間です。これは釣れるまでしばらく時間がかかりそう。コーヒーを飲み、タバコを吹かし、気楽に潮が動くまで待ちましょう。
夜空には、冬の星座「オリオン座」がキレイに見えます。そして、波の音。最高ですね。
20:15分頃から潮が速くなりました。そして釣れるといわれる西側に流れています。チャンスタイム到来。隣の釣友がやりました\(^o^)/万歳、万歳。
「大サバ」ではありませんが、「シマアジ」の登場です。このサイズなら群れで回遊しているはず、私にもチャンスですが・・・・釣れません。時刻は21:00を過ぎました。
2回目の選択です。
場所を移動しようかな。理由は釣れないからでは、ありません。
ここは釣れるポイントでもありますが、恐怖の「幽霊ポイント」でもあります。忘れもしない半年前、中年男性の声で、最初は小さな声です。絞るような声で「お~い」と呼ばれた気がします。周りを見渡しても誰もいません。気のせいか・・・しかし段々と声は近づいてきます。「お~い」「お~い」「お~い」そして、最後は耳元で大きな声で「おい!!」
道具を置いて全力ダッシュ!!
今日は「おい」と呼ばれる前に西側に移動します。だから「おい」って呼ばないで下さいね。
私の選択基準。「わくわく」も大切だけど「危険があるなら回避しろ」です。
普通レベルの危険なら、「わくわく」重視。だけど相手は幽霊です。危険度MAXこの上ないです。
でも「幽霊ポイント」と知らない釣友には内緒です。話しても信じませんから・・・
後半に続きます。